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抄録
劇症肝炎5例における血漿アミノ酸の変動についての種々の面より検討した. 1) 劇症肝炎では分枝アミノ酸を含めて全てのアミノ酸が著名に増加し, なかでも Met, Phe, Arg の上昇が著しかったものの, 総アミノ酸に対する分枝アミノ酸, 芳香族アミノ酸の占める割合は, 正常値に比し低かった. 2) 動静脈血較差を用いて種々の治療効果についてアミノ酸の面より検討したところ, DHP 後においては特異な変動を示した. すなわち多くのアミノ酸が抹消組織より放出されており, 中でも分枝アミノ酸の放出が著名であった.