書誌事項
- タイトル別名
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- A newly designed breath detector for halitosis
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抄録
われわれは,メチルメルカプタンではなく,アンモニアをターゲットにして,新しく口臭検査装置を開発し,官能試験の結果,口臭のある被験者のgaschromatographyで分析したメチルメルカプタンの量とわれわれの開発した口臭検査装置で測定したアンモニア量との間には有意な正の相関性が認められた.また,口臭のしない者の測定結果では,アンモニア量は16ppm以下であり,したがって,この数値までが正常値であるということが確認できた.また,口臭のする被験者については,臨床的パラメーターのなかで,アンモニア量とPCR値の間に有意な正の相関性が認められたが,その他の臨床的パラメーター3項目には,やや相関性は認められたが,有意差はなかった.さらに,アンモニア量と位相差顕微鏡による歯周ポケット内総微生物数およびアンモニア量と総微生物に占める運動性徴生物の構成率は両者ともに有意な正の相関性が認められた.一方,初診時と歯周基本治療後の再評価の時点とをアンモニア量,歯周組織の臨床的および歯周ポケット内微生物学的に比較するとともに,アンモニア量と臨床的パラメーターおよび歯周ポケット内微生物の観察との関連性を検討した結果,アンモニア量,臨床的パラメーターおよび歯周ポケット内微生物ともに初診時と比較して基本治療後の方が数値は低下していた.また,アンモニア量と臨床的パラメーター4項目および歯周ポケット内総微生物の観察結果ともに正の相関性が認められた.
収録刊行物
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- 歯科医学
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歯科医学 66 (4), 350-360, 2003
大阪歯科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204209831296
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- NII論文ID
- 110001723133
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- NII書誌ID
- AN00099810
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- ISSN
- 2189647X
- 00306150
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可