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Abstract
台風害を受けた場合,水稲は,甚だしい時には一夜にして白穂となり收穫皆無となることさえあるが,それ程でなくとも大なり小なり收量が低下する。これらの收量の低下は茎葉や穂の切断等の直接的被害にもよると考えられるが,気象的異常環境或は風による葉の裂傷や烈しい茎葉の動揺等に伴なって起る稲の異常生理に基くものも考えられる。風による稲の動揺や気象的異常環境等は除外して単に烈傷のみが,水稲の收量にどの様な影響を及ぼすかを知らうとして出穂期以後に,人為的に葉に裂傷処理を加えて試験を行った結果については先に予報したが,出穂期以前における人為的裂傷をも加えて2,3の生理実験と共に繰返し試験を行い,叉実際に台風害を受けた葉の裂傷程度の調査を行って,一応の結果を得たので,不備の点も多いが,その結果を報告する。
Journal
- Report of the Kyushu Branch of the Crop Science Society of Japan [List of Volumes]
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Report of the Kyushu Branch of the Crop Science Society of Japan (12), 34-38, 1958-05-01 [Table of Contents]
The Crop Science Society of Japan