1993年の低温,寡照条件下における水稲の収量,食味に対する苗の種類の効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of character of seedling on yield and palatability of rice under the abnormal weather in 1993
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抄録
1993年の低温・寡照条件下における水稲の収量,品質,食味に対する苗の種類の重要性を明らかにした。1.中苗区は稚苗区に比べて,穂揃いが良く、稈の充実によって千粒重が重くなり,かつ登熟歩合の向上により収量が勝り,検査等級も優れた。2.中苗区の食味総合評価はタンパク質,アミロース含有率が低く,最高粘度は高く,ブレークダウンは大きくなって優れた。3.苗の種類の違いによる食味および理化学的特性の差は出穂期の早晩と穂揃性の良否が良いことによる米粒の充実度と登熟温度の差に由来すると考えられた。
収録刊行物
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- 日本作物学会九州支部会報
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日本作物学会九州支部会報 24-25, 1995-05-15
日本作物学会九州支部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1541980095253920384
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- NII論文ID
- 110001785955
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- NII書誌ID
- AN00387586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles