夏ダイズ種子の発芽不良に関する生理化学的研究 : 第2報 低温による発芽不良個体の発生とその原因について
この論文をさがす
抄録
1.夏作種子では,低温条件に遭遇したとき,とくに著しい発芽不良が生じる。2.それは単に長期間土中にあって,罹病腐敗しやすいためだけでなく,低温条件そのものが直接的な原因になっている一面がある。3.発芽不良個体の特徴として,茎根部の肥大・キレツと発根不良が伴なうが,その発現は低温条件下の発芽で著しい。4。九州88号など,北見長葉を父とする系統では,子葉における特徴的な障害が認められ,低温,無防除条件下での発芽で種子の著しい腐敗原因になっている。
収録刊行物
-
- 日本作物学会九州支部会報
-
日本作物学会九州支部会報 45-47, 1980-12-25
日本作物学会九州支部
- Tweet
詳細情報
-
- CRID
- 1540009770416868992
-
- NII論文ID
- 110001786388
-
- NII書誌ID
- AN00387586
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- NDL-Digital
- CiNii Articles