カラスノエンドウに対する播種直後土壌処理型除草剤の防除効果と出芽深度の影響

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  • Efficacy of herbicides applied to soil for Vicia angustifolia

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抄録

カラスノエンドウに対する数種の土壌処理型除草剤の防除効果を検討したところ, ペンディメタリン剤の効果が高く, 出芽後約30%の個体が枯死し, また生存した個体の乾物重も強く抑制した.一方, 土壌処理型除草剤の効果に対する出芽深度の影響を調査したが, トリフルラリン剤は出芽深度1cm以下では無処理区の45~58%に個体あたりの乾物重を抑制したが, 出芽深度2cm以上の個体には効果がなかった.ベンチオカーブ・ペンディメタリン・リニュロン剤はトリフルラリン剤よりも除草効果が高く, 出芽深度5cmの個体でも個体あたりの乾物重を無処理区の57%に抑制した.

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