被衝撃粒の特徴の一つとしての発芽過程における米粒表面の褐色発現の様相について
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抄録
前回までに籾に対する衝撃が米の貯蔵中の理化学性の変化に対し影響を及ぼすことを報してきた。また先の農業機械学会では被衝撃玄米粒が重クロム酸カリウム溶液に浸漬することによつて褐変すること、またこうした米粒の褐変率は衝撃に伴なう米粒の理化学的劣変と高い相関関係にあることを報告し、さらにこれを利用して米粒の貯蔵中の品質変化を予想しうるのではないかと推論した。今回は発芽時のような吸水した玄米粒表面での褐色発現が被衝撃粒において著しいことについての観察結果を報告する。
収録刊行物
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- 日本作物学会東海支部研究発表梗概
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日本作物学会東海支部研究発表梗概 13-15, 1972-07-31
日本作物学会東海支部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542261570231022464
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- NII論文ID
- 110001794167
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- NII書誌ID
- AN00212902
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles