TOGA-COARE期間中に白鳳丸で観測された赤道上、東経156度における海洋上層の変動

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タイトル別名
  • Variability of the Upper Ocean at the Equator, 156°E, Observed by R/V Hakuho-Maru during TOGA-COARE IOP
  • TOGA-COARE期間中に白鳳丸で観測された赤道上,東経156度における海洋上層の変動〔英文〕
  • TOGA COARE キカンチュウ ニ ハクホウマル デ カンソクサレタ セキ
  • Variability of the Upper Ocean at the Equator, 156°E, Observed by R/V Hakuho-Maru during TOGA-COARE IOP

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抄録

1993年11月、白鳳丸により、赤道上、東経156度の定点において海洋上層の連続観測が行われた。この期間、ほとんど天候は静かで、海洋混合層の水温はわずかに上昇した。混合層における貯熱量の増加の大部分は海面を通じての熱流量との南北の移流によって説明されることが示された。また、EOF解析や等密度解析により、海洋上層500mまでの温度、塩分の変化に関しては、海面でのフラックスと混合過程の他、内部波と等密度面に沿っての南北からの海水の貫入が主な課程であることが示唆された。

収録刊行物

  • 気象集誌. 第2輯

    気象集誌. 第2輯 73 (2B), 645-652, 1995

    公益社団法人 日本気象学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (15)*注記

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