日本におけるダウンバーストの発生の実態 Climatology of downburst occurrence in Japan

抄録

「1981年6月から1994年9月までの13年間に日本全国で25件のダウンバースト事例と総数75のダウンバーストが発生したこと」を確認し, 一覧表の形でデータベースを作成した. 発生したダウンバーストの統計的特性を同データベースに基づいて調べた結果, ダウンバーストの発生の実態として, (1)すべてがウエット・ダウンバーストであること, (2)ダウンバーストは, 北海道から沖縄まで広く発生していること, (3)ダウンバーストは6月から9月に多く, 中でも7月に集中していること, (4)発生時間帯は11時から21時で, 15時と18時に発生頻度の極大があること, (5)同一事例中でダウンバーストが複数発生するのが一般的であること, (6)ダウンバーストからの吹き出しが地上付近にもたらす突風の風速は69m/s以下で, 最大風速時における吹き出しの水平スケールは10 km以下であること, (7)降雹を伴わないダウンバーストの場合, 突風の強さと水平スケールは様々であるが, 降雹を伴ったダウンバーストの場合, 突風は激しくその水平スケールは小さいこと, (8)日本でもダウンバーストは相当数発生していると考えてよいこと, がわかった.

収録刊行物

天気   [巻号一覧]

天気 43(2), 101-112, 1996-02-29  [この号の目次]

社団法人日本気象学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID) :
    110001813700
  • NII書誌ID(NCID) :
    AN00151568
  • 本文言語コード :
    JPN
  • 資料種別 :
    ART
  • ISSN :
    05460921
  • NDL 記事登録ID :
    3934734
  • NDL 雑誌分類 :
    ZM43(科学技術--地球科学--気象)
  • NDL 請求記号 :
    Z15-35
  • 収録DB :
    CJP書誌  CJP引用  NDL  NII-ELS 

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