書誌事項
- タイトル別名
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- To What Extent Has the Ground State of the Two-Dimensional t-J Model Been Understood?
- 2ジゲン t-J モデル ノ キテイ ジョウタイ ノ ソウズ ワ ドコ マデ
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抄録
2次元正方格子のt-Jモデルは, 銅酸化物高温超伝導体の最小モデルと考えられており, これを基に様々な有効理論が組み立てられている. しかし, 本質的な強相関系であるために, その正確な性質は基底状態についてさえ未だにわからないことが多い. 本稿では, 最近の研究の進行状況を, 先入観をなるだけ排除した具体的な計算結果に基いて報告する. 特に, 一応の決着を見た感のある Cooper 対の対称性の問題と, 現在ホットな話題になっている相分離とストライプ構造の問題を中心に取り上げる. 一見単純なこのモデルには, 予想外に豊富な物理が含まれているようである.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 52 (11), 815-823, 1997
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680381604608
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- NII論文ID
- 130004067490
- 110002077123
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 4332793
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可