書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case of Precocious Pseudopuberty Associated With Ovarian Cyst
この論文をさがす
抄録
症例は,2歳6ヵ月の女児.両側の乳腺の腫犬を主訴に来院した.血中ホルモン定量では LH , FSH の低値およびエストラジオール (E2) の高値を認めた. LH-RH 負荷試験で血中 LH, FSH ともに無反応を示した.頭部 MRI 検査にて異常を認めず,腹部超音波検査にて右卵巣に嚢胞性病変を認めた.以上の検査結果より2次性の思春期早発と診断し,右卵巣摘出術を施行した.病理組織検査では Corpus luteum cyst であった.術後の血中エストラジオールは正常範囲となり,本症例は右卵巣嚢腫からの自律的なエストロゲン産生による2次性の思春期早発と診断した.
収録刊行物
-
- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
-
Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 33 (7), 1124-1128, 1997
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679793606016
-
- NII論文ID
- 110002085885
-
- NII書誌ID
- AN00192281
-
- ISSN
- 21874247
- 0288609X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可