書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Hypertrophic Pyloric Stenosis and Esophageal Hiatus Hernia After the Repair of Bochdalek Hernia
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抄録
Bochdalek ヘルニアの合併奇形は,多数報告されているが,その修復術後に先天性肥厚性幽門狭窄症(PS),食道裂孔ヘルニアを発症した報告例は極めてまれである.今回,以下のような症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.症例は生後0日男児.呼吸障害にて当院へ搬送された.左 Bochdalek ヘルニアの診断で,生後1日目に修復術を受けた.術後6日目より嘔吐が出現し,上部消化管造影でPSと診断され,生後20日目にラムステッド手術を施行した.術後も嘔吐が持続し,上部消化管造影より,食道裂孔ヘルニアと診断された.生後128日目に Dor-Nissen 法による逆流防止術を施行した.現在1年以上経過しているが症状は認めていない.
収録刊行物
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- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
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Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 29 (5), 1018-1022, 1993
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679792383104
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- NII論文ID
- 110002104474
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- ISSN
- 21874247
- 0288609X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可