Bibliographic Information
- Other Title
-
- ギセイ シシュンキ ソウ ハッショウ オ トモナッタ キモ ガ サイボウ シュ ノ 1レイ
Search this article
Abstract
症例は2才8月男児の肝芽細胞腫で, 思春期早発症を初発症状とし, 開腹したが, 腫瘍が肝全体の80%以上を占めているため, 外科的切除不能で, 腫瘍試験切除に終ったが, 腹部大動脉内カテーテルからの5Fu持続注入とレ線照射により, 腫瘍の縮少, 臨床症状の改善思春期早発症の消失が得られ, 術後5ヵ月現在小康を保っている.思春期早発症を伴った小児の肝芽細胞腫, 肝癌はこれまでに10例を数えるのみである.肝芽細胞腫についての文献考擦を加えて, 症例を報告した.付記症例の中で尿中値については東大小児科のデータを借用した.本症例の内科的, 内分泌的検討の詳細は東大小児科白木・五十嵐らから報告の予定である.
Journal
-
- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
-
Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 8 (2), 215-218, 1972
The Japanese Society of Pediatric Surgeons
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679808766848
-
- NII Article ID
- 110002120256
-
- NII Book ID
- AN00192281
-
- ISSN
- 21874247
- 0288609X
-
- NDL BIB ID
- 7618056
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- Abstract License Flag
- Disallowed