絨毛癌における``細胞効果''発現機構の基礎的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Fundamental Study on the Mechanisms of ``Cellular Effect'' in Choriocarcinoma
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抄録
2種類のヒト絨毛癌培養細胞株(BeWo,HCCM-5)を用いて,5種類の抗癌剤処理による細胞のDNA合成,生死,及び増殖とhCG分泌との関係をin vitroにおける厳密な条件下で検討し,以下の結果を得た.1)細胞株,抗癌剤の種類にかかわらず,細胞のDNA合成及び増殖の抑制と逆相関して細胞当りのhCG分泌は促進された.2)細胞の死滅に伴って細胞当りのhCG分泌は減少した.臨床で低単位hCG陽性絨毛癌患者の化学療法時に認められる血中あるいは尿中hCG値の一過性上昇,すなわち"細胞効果'は活性絨毛癌細胞が体内に残存しており,絨毛癌細胞のDNA合成,増殖が抗癌剤投与により抑制された状態で発現すると考えられ,死滅した状態での絨毛癌細胞からのhCG放出の結果ではないと結論された.
収録刊行物
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- 日本産科婦人科學會雜誌
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日本産科婦人科學會雜誌 37 (3), 336-340, 1985-03-01
日本産科婦人科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1541135670285783552
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- NII論文ID
- 110002218863
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- NII書誌ID
- AN00190060
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles