アルツハイマー型痴呆 : 症候学序論
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- 繁田 雅弘
- 東京都立保健科学大学・作業療法学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Symptomatology of Alzheimer's Disease : An Introduction
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抄録
アルツハイマー型痴呆の症候学について概観した。症候は中核症状と周辺症状に 分類することができる。中核症状には, 記憶障害と失語, 失行, 失認,実行機能障害が含 まれる。一方, 周辺症状には, 気分障害や不安, 興奮, 妄想など, 多種多様な症状が含ま れる。本稿では, アルツハイマー型痴呆の国際的な診断基準の必須要項ともなっている中 核症状について論じた。個々の症状について, 具体的な症例を示して説明した。さらに, アルツハイマー型痴呆の神経病理学的所見に触れ, 中核症状と病理学的所見との関連につ いて説明した。
収録刊行物
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- 東京保健科学学会誌
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東京保健科学学会誌 6 (3), 231-237, 2003
日本保健科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679446613632
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- NII論文ID
- 110002345801
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- ISSN
- 2433149X
- 13443844
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可