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抄録
1994年8月から1996年11月の約2年3カ月の間のアレルギー疾患による救急室受診の臨床実態を調査し, 報告した.喘息発作による受診がアレルギー疾患による受診の91.5%を占めて最も多く, 次いで皮膚アレルギー, 薬物アレルギーなどが多かった.喘息, 特に成人喘息発作による受診については2321件中, 1655件が入院しているが, ICU収容件数は29件で挿管件数は16件に止まり, 他の13件はマスク人工換気で呼吸管理された.また, 今調査期間以前の1979〜1993年の15年間に本院で経験した喘息発作要人工換気症例156件についてその臨床実験を検討し, 喘息発作人工換気周辺の諸問題についての本院の治療戦略を紹介した.この症例群の換気モードについては, 人工調節低換気法が従来の通常調節・補助換気法に比して気胸や気縦隔などの圧外傷による合併症が少ないばかりでなく, 人工換気時間も有意に短かった.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 47 (4), 397-403, 1998
一般社団法人 日本アレルギー学会
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キーワード
詳細情報
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- CRID
- 1390282679959650176
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- NII論文ID
- 110002404818
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- NII書誌ID
- AN00012583
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可