食餌アレルギーの研究 第7報 : ネフローゼ症候群の特異療法(第1報) : 病巣の剔除と除去食餌による治療

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on Food Allergy (7th Report) Specific Therapy on the Nephrotic Syndrome (The Report) : Eradication of Foci and Elimination Diets
  • ネフローゼ症候群の特異療法-1-病巣の剔除と除去食餌による治療
  • ネフローゼ ショウコウグン ノ トクイ リョウホウ 1 ビョウソウ ノ テキジョ ト ジョキョ ショクジ ニ ヨル チリョウ

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抄録

ネフローゼ症候群の発生機序に関する, 「病巣感染の基盤の上のアレルギー, 殊に食餌アレルギー」という仮設に基づき, 3例の真性ネフローゼ小児について, 特異療法, 即ち, 病巣の剔除と除去食餌療法に努めた.その結果, そのことごとくをステロイドから離脱せしめ, 以後, 2年4ヵ月〜4年5ヵ月間の寛解状態を持続せしめるに至つた.その間に, 特異療法の実施に関し, 種々の工夫をはかつた.以上の成績から, 本療法が, 今後, 更に, 研究発展せしめる価値のあることを知つた.

収録刊行物

  • アレルギー

    アレルギー 19 (5), 335-355,391, 1970

    一般社団法人 日本アレルギー学会

被引用文献 (1)*注記

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