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- 安江 隆
- 名古屋大学医学部皮膚科教室
書誌事項
- タイトル別名
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- Possible Role of Proteolytic Enzyme in Dermatitis Nodularris Necroticans
- ケッセツセイ エシセイ ヒフエン ト タンパク ブンカイ コウソ
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抄録
約10年前より出血壊死傾向の強い皮疹を反覆発生している結節性壊死性皮膚炎の19才女子例において, 皮膚病変部局所に強い線溶活性を示す蛋白分解酸素が存在することをfibrinolysis autograph techniqueにより証明した.この蛋白分解酸素の活性は, 局所に浸潤した多核白血球に特に強く認められた.加熱フィブリン膜やtrans-AMCHA加フィブリン膜での検索結果より, この蛋白分解酵素はプラスミノーゲンアクチベーターではなく, 非特異的な線溶能を有する蛋白分解酵素であろうと考えられた.健常部皮膚や, 血漿中の線溶活性には特に異常は認められなかつた.以上の事実を, 同時におこなつた他の検索結果と考えあわせると, 本症の出血性, 壊死生皮膚病変の成立に, 局所に浸潤した多核白血球のライゾームに由来すると思われるこの蛋白分解酸素が重要な役割を演じていることが推察された.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 19 (9), 676-681,727, 1970
一般社団法人 日本アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204966806016
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- NII論文ID
- 110002408369
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- NII書誌ID
- AN00012583
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- NDL書誌ID
- 8106354
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可