小麦アレルゲンとパイナップル由来酵素ブロメラインの交叉反応性

• 田辺 創一

  東京学芸大学生活科学科食物学研究室

• 手崎 彰子

  東京学芸大学生活科学科食物学研究室

• 渡辺 道子

  東京学芸大学生活科学科食物学研究室

• 柳原 行義

  国立相模原病院臨床研究部

書誌事項

タイトル別名

• CROSS-REACTIVITY BETWEEN BROMELAIN AND SOLUBLE FRACTION FROM WHEAT FLOUR

抄録

小麦アレルギー患者はグルテン感受性と水溶性画分感受性に分けられた。このうち, 水溶性画分感受性の患者のみ, パイナップル由来酵素bromelainをIgE-binding epitopeとして交叉認識した。bromelainはpapainなど他のSH酵素との相同性が高いことから, 小麦アレルギー患者はさまざまなSH酵素をepitopeとして認識する可能性が示唆された。

収録刊行物

• アレルギー

  アレルギー 46 (11), 1170-1173, 1997

  一般社団法人 日本アレルギー学会

キーワード

• bromelain
• cross reactivity
• glycochain
• wheat allergen

詳細情報

• CRID: 1390001204979652736
• NII論文ID: 110002419958
• NII書誌ID: AN00012583
• DOI: 10.15036/arerugi.46.1170
• ISSN: 13477935
• ISSN: 00214884
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1998116229
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可