1P1-04-008 マシンビジョンを用いた窒素ストレスの計測

抄録

本研究はマシンビジョンを使用することで, リアルタイムに作物の窒素栄養ストレスを検出可能なセンサを開発することを目的としている。屋外環境下で使用するセンサの開発は, 計測する光エネルギ波長域の決定, 光源の変化にともなう外乱の補償が重要な鍵を握る。波長域の決定には, 分光測色計を用いて作物葉面の反射率を計測し, SPAD値と相関の高い波長域を決定した。光源変化には, 近赤外領域分光を用いて太陽の日射量を推定することで入出力エネルギ変化の補償を行った。

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