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抄録
大学、教員養成学部における安全教育には、一般論として (1) 災害に対処するため、(2) 学生が教諭になった時、児童・生徒の安全を確保するため、そして科学教育に関して学生が (3) 講義、演習、観察・実験の履修のため、 (4) 教諭になった時、児童・生徒に観察・実験を指導できるため、のものがある。本報告では主に、化学系実験教育について (3) と (4) をまとめる。学生が実験を実体験できるならば、それに勝るものはないが、教員養成学部はスタッフ、スペース、予算、ともに学生数に較べて少ない。多数の学生への化学実験実施で安全教育を行うことは困難なので、講義の中で簡単な安全実験教育を試みた。
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 12 (4), 75-78, 1998
一般社団法人 日本科学教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681086827904
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- NII論文ID
- 110002686234
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- NII書誌ID
- AA11161696
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可