現職教員の科学リテラシー育成を目指した民間企業体験研修の可能性 : 大阪工業会と大阪府教育センターの連携を例に

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  • The In-Service Training of Teachers : A Step towards the Improvement of Science Education from the Viewpoint of partnership with The Osaka Industrial Association

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抄録

STS教育の意義とその実践については、これまでも数多く論じられ、報告されてきた。しかし、その重要性に比してSTS教育が必ずしも学校教育現場の中で根付いてきたとは言い難い。本稿では、現職教員に対するSTS教育を踏まえて、現職教員が科学・技術・社会相互関連を考える機会となる民間企業体験研修について、大阪府での例を紹介するとともに、研修による科学リテラシー育成の期待と課題について論じたい。大阪府教育委員会では、1996年より(社)大阪工業会及びその会員企業の協力によって現職教員を民間企業に派遣してきた。大阪工業会に所属する企業は製造や建設等に関連することが多い。そのため、その体験研修の中で、現職教員のものづくりや環境に対する意識の向上が期待できる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206108850432
  • NII論文ID
    110002686488
  • NII書誌ID
    AA11161696
  • DOI
    10.14935/jsser.16.2_17
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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