回廊式マウス運動速度, 距離, 時間測定装置

  • 関 隆
    杏林大学医学部薬理学教室

書誌事項

タイトル別名
  • A Corridor Type Apparatsu for Measuring Activity Distance, Speed and Time of Mice
  • カイロウシキ マウス ウンドウ ソクド キョリ ジカン ソクテイ ソウチ

この論文をさがす

抄録

マウスの歩行運動の時間, 距離, 速度を測定する目的で回廊とPhotoconductive cellを用いた新しい装置を考案し, これを用いて中枢神経興奮薬Methylphenidateの作用を検索した。この方法の特長は一つのチェックポイントを通り, 隣接するチェックポイントを通つてはじめてレコードされることで, 一つのチェックポイントを何回通過しても, レコードされないことであり, また投与後から1分毎にその運動時間と運動距離の測定が可能なこと, 随時にそのマウスの瞬間速度を計測出来ることである。歩行運動という点からみると本法は他の方法より以上の点ですぐれていると考える。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ