飼育下における初中期シマイセエピフィロゾーマの成長と形態

• 皆川 恵

  東京都水産試験場八丈分場

書誌事項

タイトル別名

• EARLY AND MIDDLE LARVAL DEVELOPMENT OF PANULIRUS PENICILLATUS(OLIVIER) (CRUSTACEA, DECAPODA, PALINURIDAE) REARED IN THE LABORATORY
• 飼育下における初中期シマイセエビフィロゾーマの成長と形態〔英文〕
• シイクカ ニ オケル ショ チュウキ シマイセエビフィロゾーマ ノ セイチョウ

抄録

八丈島産シマイセエビ(Panulirus penicillatus)よりふ化したフィロゾーマを160日間飼育し,成長及び形態を記載した。プエルルスにはならなかったが,飼育期間中の本種の発達は,形態学的に7期に分けられた。脱皮間隔は3令まではほぼ6日,5令以降は10日前後であった。外肢刺毛数は第3顎脚では2令以降,第1及び第2胸脚では5令以降令毎に平均で1組ずつ増加した。体長や他部位における成長は指数曲線で示された。同一令であっても形態に個体差のみられるいわゆるIrregular developmentがみられた。本種では第2小顎の基節に棘が2本あることにより他のイセエビ属フィロゾーマとは,初期において識別可能であった。

収録刊行物

• 甲殻類の研究

  甲殻類の研究 18 (0), 77-93, 1990

  一般社団法人 日本甲殻類学会

キーワード

• General Materials Science

詳細情報

• CRID: 1390282681072724096
• NII論文ID: 110002698330
• NII書誌ID: AN0008054X
• ISSN: 02873478
• ISSN: 24330108
• DOI: 10.18353/rcustacea.18.0_77
• NDL書誌ID: 3709527
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I3709527
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/rcustacea/18/0/18_KJ00003289188/_pdf
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可