プログラム肉付けによる複数漢字書体間のスケルトンデータの共有

書誌事項

タイトル別名
  • Sharing Skeleton Data by Multiple Kanji Fonts through Programmable Rendering
  • 画像・図形処理

この論文をさがす

抄録

計算機による文書作成の一般化に伴い種々のサイズ、書体のフォントが必要とされるようになってきている。JISX0208,X0212に含まれる文宇だけでも1万文字以上になる漢宇の多様なフォントを安価に提供するためには、高品質のフォントを人間の手をなるべくかけずに製作することが望まれる。フォントを文宇サイズの変更が可能なアウトライン形式で表現すると、サイズごとにデザインする必要はないが、太ゴシックと細ゴシックのように同一のフォントファミリーこ属する書体も別々にデザインする必要がある。最近、この点を改良し文字サイズ以外のパラメータの変化にも対応するスケルトンフォントの研究が行われているが、書体の変更へ対応するのが難しかった。本論文ではスケルトンフォントの肉付けのうち書体に依存しない部分を切り分け、書体を記述する少量のプログラムを変更するだけで書体を変更できるシステムを提案し、実際にシステムを作成した。作成したシステムによって、明朝体とゴシック体のように見かげの異なる書体間でも大部分のデータを共育でき、デザインの手間を大幅に減らすことができることを確認した。

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (16)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282812864427904
  • NII論文ID
    110002721772
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00014033/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ