手書きスケッチ操作による三次元モデルの入力と立体形状検索への応用

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タイトル別名
  • 3D Modeling Using Rough Sketches and 3D Shape Retrieval System
  • 画像・図形処理

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抄録

3Dモデリング技術の発展は著しく、形状を表現する技術は著しく進展した。しかし、形状の入力には、正纏な図面や確定された3次元モデルのアイデアなどが必要とされ、現存のシステムは設計支援のツールに留まっている。一般にデザイナが3次元モデラーに対して欲しているのは、手書きスケッチプロセスに対応する機能である。本論文ではまず、基本モデルとして超二次関数を用い、複数方向から見た3次元形状をスケツチすることで、容易に二次元モデリングを行うシステムについて述べる。超二次関数は2つの曲線を3次元空間で直交した形で定義される。そこで、これら曲線を物体の輸郭と考え、輸郭データを手書きスケッチで入力する。対象が複雑な形状である場合は、複数の部品に分割し、個々の部晶の輸郭をスケッチすることになる。そして、各輸郭に2次元の超二次関数を近似し、超二次関数を定義する曲線を求める。2面または3面図から得られた複数の2次元の超二次関数を3次元の趨二次関数として定義し直すことで、スケッチから三次元物体を容易に作成することができる。次に、関数パラメータの比較による立体形状検索システムを作成し、その概要について述べる、このシステムでは、スケッチにより作成された三次元モデルに類似した対象物の検索が可能である。類似性の判断には、関数パラメータのユークリッド距離を用いており、この妥当性について評価した。

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参考文献 (13)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001337887748608
  • NII論文ID
    110002722808
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00014136/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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