局所的接線推定法による4次のC2補間曲線

書誌事項

タイトル別名
  • Quartic C2 Interpolating Curves Based on Local Tangent Estimation
  • 画像・図形処理

この論文をさがす

抄録

局所的接線推定法による従来の3次のC1補間曲線を拡張して、元の全体的形状を保存しつつ固有の性質もある程度残した4次のC2S一スプライン補間曲線を提案している。この曲線はデータの補間、計算機援用の形状設計やコンピュータグラフィックスの分野で有用である。元のC1曲線同様に、「振動」の少ない全体形状を生成するし、直線部分を含ませることもできる。スパンごとに逐次定義することや部分的に修正することも同様に可能である。近傍の3点か5点から、それぞれ、BesselあるいはFMILL法かAkimaあるいはRemer&Pochop法によって維定する接線を使ってS一スプラインの付加制御点を決定する。Akimaの補間データを便った図的、数値的テストの緒果、上述の共通の特長とともに固有の性質ももっていることが確認された。テストの副産物として、局所性を系統的に制御できるノンユニフォームな補間曲線と、最小自乗法の意味で元のC1曲線に最も近い大域性のある4次のC2補間曲線をえている。

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (11)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050564287841170048
  • NII論文ID
    110002722809
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00014137/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ