SIMD型超並列計算機上の拡張Common Lisp処理系におけるごみ集めとその評価

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タイトル別名
  • Garbage Collection of an Extended Common Lisp System for Massively Parallel SIMD Architecture and Its Evaluation
  • 言語処理系

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抄録

SIMD(Sing1eInstruction,Multip1e Data)型超並列計算機上で動作する拡張CommonLisp言語処理系TUPLEのごみ集めについて報告する。TUPLEはSIMD型超並列計算の機能をCommonLispに付加したもので、膨大な数のサブセットCommonLisp処理系の並列動作により並列リスト処理を可能にしている。このために、各PE(Pr・essingE1ement)は、その局所メモリに独自のヒープを備えており、並列プログラムの実行効率の向上には、ごみ集めの並列化が不可欠である。本稿では、このTUPLE処理系の数列ごみ集めについて、UNIXワークステーションをFE(フロントエンド)とし、1024台以上のPEを備えたSIMD型超並列計算機MasParMP?1における実装に焦点をあてて、議論を行う。一般的なSIMD型並列計算機の特徴も十分考慮しており、他の計算機にTUPLEを実装した場合にも応用が可能である。

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キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282812864430464
  • NII論文ID
    110002722892
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00014041/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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