並列・分散システム用ハードウェアモニタの構成について

書誌事項

タイトル別名
  • An Organization of a Hardware Monitor for Parallel and Distributed Systems
  • オペレーティングシステム

この論文をさがす

抄録

近年 VLSI技術の急速な進歩により共有メモリ型 分散メモリ型あるいはデーダフロー型の並列・分散システムが研意究レベルから実用レベルに達し 種々のシステムが市場にも出現してきている並列・分散システムの性能意評価は 通常ソフトウェアモニタあるいはハードウェアモニタによってなされるソフトウェアモニタは システムのグローバルな性能評価には適しているが ソフトウェアモニタ自身のオーバヘッドが無視できないという欠点を持っている一方 ハードウェアモニタは イベントのトレースをオーバヘッドなしに測定できるという利点がある並列・分散システムでは負荷分散のようなダイナミックな性能改善をハードウェアモニタの助けを借りて行わなければならず その必要性がますます高まっている本論文では ノードと同程度のハードウェア最で構成され しかもノードのCPUとローカルメモリ間のパスにプローブを挿入するだけで動作可能な分散メモリ型の並列・分散システムに適合するハードウェアモニタの設計法を提案し その実現について述べるものであるまた 実験的通分散オペレーティングシステムにおいて実際にハードウェアモニタを用いてイベントを測定した結果を示すこれにより 本ハードウェアモニタが並列・分散システムの性能評価に適用可能であることを示すものである

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050564287842446720
  • NII論文ID
    110002723226
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00014816/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ