Pascalプログラムに対する呼出数最小のモジュール宣言方法について

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タイトル別名
  • Minimum Calling Number Module Declaration Method for Pascal Programs
  • プログラミング言語とその処理系

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抄録

大きなプログラムを作成するときに 幾つかのモジュールに分割して設計する方式は 構造化されたソフトウェアの基本である.この分割の後 構造化の進んだ言語では モジュール宣言の階層構造を決定しなければならない.この階層構造は モジュール間の呼出関係に依存する.本論文の目的は モジュール結合度の考え方に基づき Pascalを対象言語として モジュールの呼出関係から望ましい階層構造を決定することである.Pascalのモジュールは プログラム本体 手続き 関数のいずれかであると考える.このとき階層構造に対してひとつの評価値を定め この値から望ましさを判断する.階層構造を決定する方法は Pascalの特徴からforward指定を必要としない場合と 必要とする場合とに分かれる.前者では 望ましい階層構造を求める方法を示す.しかし後者では forward指定に関する望ましさの判定が困難なため 単に階層構造を求める方法を示す.またこれらの過程から forward指定を必要とする条件や 特別な呼出関係に対する階層構造の性質などについても示す.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282812866003584
  • NII論文ID
    110002724224
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00015609/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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