マルチプロセッサシステムPARK上での並列Prolog処理系の実現 Implementing Parallel Prolog System on Multiprocessor System PARK

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

    • 松田 秀雄 MATSUDA HIDEO
    • 神戸大学工学部システム工学科 Department of Systems Engineering,Faculty of Engineering,Kobe University
    • 小畑正貴 KOHADA MASAKI
    • 岡山理科大学工学部電子工学科 Department of Electronic Engineeing,Faculty of Engineering,Okayama University of Science
    • 増尾 剛 MASUO TSUYOSHI
    • 日本電信電話(株)NTTソフトウェア研究所 NTT Software Labratories,Nippon Telegraph and Telephone Corporation
    • 前川 禎男 MAEKAWA SADAO
    • 神戸大学工学部システム工学科 Department of Systems Engineering,Faculty of Engineering,Kobe University

抄録

著者らの提案による並列論理型言語PARK-Prologとその処理系の実現について述べている.実現は著者らの作成したマルチプロセッサシステムPARK(要素プロセッサは68000)上で行った.PARK-Prologでは逐次型Prolog のセマンティックスにプロセスの生成 プロセス間の同期・通信といった並列実行機能を付け加えて並列実行を記述する.これにより逐次型Prolog 処理系の実現で用いられる最適化技法をそのまま利用し さらに並列実行により実行速度を向上させることをねらっている.変数束縛環境はプロセスごとに独立で共有はされない.プロセス間の同期・通信はチャネルを介しての送信・受信により行われる.送信には受信と同期を取る同期型と同期を取らずに実行を継続する非同期型を設けた.PARK-Prolog 処理系の実現ではコンパイル時に出力される中間言語命令について述べている.68000のような汎用マイクロプロセッサで高速に実行するためデリフアレンス トレイルの処理を省くnocheck 宣言を提案している.実行速度はappend とreverse の逐次実行で約18KLIPSであった.8クイーンをプロセッサ3台で実行した時では1台の時と比べ2.6倍の速度向上であり Quintus Prolog DEC-10Prolog を上回る実行速度が得られた.

収録刊行物

  • 情報処理学会論文誌

    情報処理学会論文誌 29(1), 38-46, 1988-01-15

    一般社団法人情報処理学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110002724352
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00116647
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Journal Article
  • ISSN
    1882-7764
  • データ提供元
    NII-ELS  IPSJ 
ページトップへ