ビジョンチップシステムのためのソフトウェア開発環境の構築

  • 松内 良介
    東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻
  • 村田 達也
    東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻
  • 石井 抱
    東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻
  • 石川 正俊
    東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Programming Language SPE-C for General Purpose Vision Chip System

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抄録

近年, 画素毎に光センサと汎用デジタル処理要素を直結したものを1チップ上に集積化した汎用ビジョンチップの開発が注目されており, 従来にはない高速リアルタイムビジョンとして様々な応用分野においてその実用化が期待されている. 本稿では, このようなビジョンチップのシステムアーキテクチャについて論じた上で, システムとして汎用ビジョンチップを実用化するための重要な課題の一つであるプログラミングのためのソフトウェア環境について議論する. また実際に, ビジョンチップアーキテクチャに基づいたデータ型により定義されたC言語ライクなプログラミング言語SPE-C(Sensory Processing Elements-C)を提案し, その設計仕様について述べ, さらにコンパイラを実装レコンパイル結果を示すことにより動作を確認する.

収録刊行物

被引用文献 (6)*注記

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参考文献 (7)*注記

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詳細情報

  • CRID
    1573668926853744384
  • NII論文ID
    110002774705
  • NII書誌ID
    AN10096105
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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