コンディションベクタを用いたコンパイラの最適化

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  • Code Optimization Using Condition Vectors

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抄録

本稿では,高位合成(High Level Synthesis)で用いられている様々なコードモーションを可能とするコンディションベクタを用い,命令レベル並列プロセッサのコンパイラにおける条件文に対する新しいスケジューリング手法を提案する.コンディションベクタは実行条件をビットベクトルで表現したものである.本手法は,コンディションベクタをプログラムの各演算に対して与えることにより,制御構造を意識せずに基本ブロックを越えた広域コード移動を行うことを可能とする.更に,演算間のデータフロー関係にコンディションベクタを与え,スケジューリングと同時にレジスタ割り当てを行うことにより,スケジューリングに適したレジスタ割り当てが可能となる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573387451877014912
  • NII論文ID
    110002775450
  • NII書誌ID
    AN10096105
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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