クラスタ型並列計算機における Implicit Co-scheduling の性能評価

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タイトル別名
  • Evaluation of Implicit Co-scheduling on Clustered Parallel Computer

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抄録

Implicit co-schedulingはBerkeley NOWプロジェクトで提案された、大域スケジューラを持たず、オーバーへッドが少い・実装が容易である等の利点を持つ並列ジョブスケジューリング技法である。これまでの性能評価では実行時間の対ギャングスケジューリング比にして0.6〜1.6程度の性能が出るとされているが、実用的なアプリケーションでの性能評価はなされていない。本研究では、大規模高性能クラスター上で、NAS並列ベンチマークを用いる事で、implicit co-schedulingの実践的な性能を測定した。その結果、 FT, CGにおいて実行時間の対ギャングスケジューリング比にして最大2.3倍という結果を得ており、Berkeleyの評価が再現しなかった。これは、ネットワークの混雑等が原因と予測され、現在追試中である。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573387451876661120
  • NII論文ID
    110002775500
  • NII書誌ID
    AN10096105
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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