学習の移行性を重視した拡張ローマ字入力 : AZIK
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- 木村 清
- 尚絅短大一般教育
書誌事項
- タイトル別名
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- Easy to Learn Extended Romaji Input Method : AZIK
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抄録
一般ユーザが習得するQWERTY配列によるローマ字入力の技能資産を生かしつつ日本語入力の改善を行うため,キー配列は変えずにローマ字テーブルを拡張することで合理的な入力をする方法(AZIK方式)を提案する.このアプローチでは,移行時の学習の負担と,指の干渉などの問題を低減できる.シミュレーションの結果,AZIK方式では,通常のローマ字入力よりも約12%少ない打鍵で入力できることが分かった.同様の拡張をDvorak配列に適用するとさらに効果が高くなる.市販のFEPに組み込んで実働させた結果についても述べた.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. コンピュータと教育研究会報告
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情報処理学会研究報告. コンピュータと教育研究会報告 94 (70), 1-8, 1994-07-22
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652062676864
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- NII論文ID
- 110002776341
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- NII書誌ID
- AN10096193
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles