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抄録
主気管支の肺門部早期癌を想定して, 対向2門照射, 定位放射線照射, 気管支腔内照射を計画した。各々の場合について, 3次元的な線量分布と線量体積ヒストグラムを作成し, 線量分布のconformity, 正常肺の放射線被爆について比較検討を行った。腔内照射では, 気管支粘膜面の線量は, 評価点線量の2倍となる一方, 気管支壁外では線量が急速に低下していた。定位放射線照射では, 病変部には評価線量の95〜98%が投与可能だったが, 気管支壁外2cmでも, 評価線量の1/2〜1/3が投与されていた。対向2門照射では, 病変部は95%領域で囲まれるものの, 健常肺まで高線量域に含まれていた。腔内照射での線量分布のconformityは, 定位放射線照射のような, 最新の技術を用いた外部照射を施行した場合よりも優れていることが示された。気管・気管支腔内照射は, 肺門部早期癌に対する最も適切な照射法であると考えられた。
収録刊行物
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- 気管支学
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気管支学 23 (8), 705-708, 2001
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204749463424
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- NII論文ID
- 110002815112
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- NII書誌ID
- AN00357687
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- ISSN
- 21860149
- 02872137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可