ステロイドの気管支鏡下局所投与が有用であった無気肺合併気管支喘息の 1 例

• 石浦 嘉久

  公立井波総合病院内科

• 藤村 政樹

  金沢大学医学部第3内科

• 南 真司

  公立井波総合病院内科

• 渡辺 和良

  公立井波総合病院内科

• 安井 正英

  金沢大学医学部第3内科

• 新谷 博元

  金沢大学医学部第3内科

• 松田 保

  金沢大学医学部第3内科

書誌事項

タイトル別名

• Transbronchoscopic Infusion of Steroids and Antimicrobial Agents for Treatment of Lobar Atelectasis Associated with Bronchial Asthma Attack

抄録

症例は66歳, 女性。喘鳴と呼吸困難を主訴として入院した。粘稠痰による無気肺を合併し, 気管支喘息発作が遷延したため, 気管支鏡下に吸引・洗浄し, 水溶性プレドニゾロン10mg, ゲンタマイシン10mg, チロキサポール3.75mgを局所投与した。過去に吸引・洗浄のみを施行した場合に比べ, 速やかに発作が消失し, 今後同様の病態に対しステロイド, 抗菌薬と界面活性剤の局所注入療法が有効である可能性が示唆された。

収録刊行物

• 気管支学

  気管支学 17 (2), 186-190, 1995

  特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会

キーワード

• 気管支喘息
• 無気肺
• ステロイド
• 抗菌薬
• 気管支内薬物投与

詳細情報

• CRID: 1390282679721918592
• NII論文ID: 110002818703
• NII書誌ID: AN00357687
• DOI: 10.18907/jjsre.17.2_186
• ISSN: 21860149
• ISSN: 02872137
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1995185419
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可