助詞「から」の意味分類と判定法
書誌事項
- タイトル別名
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- Classification and its criteria of the meaning of a Japanese postposition "KARA"
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抄録
日本語の文は、英語などに比べて、修飾句の順序に関する構文的制約が少ない。従って、日本語文からの格関係の抽出においては、修飾句に含まれる助詞の情報や文脈情報などさまざまな情報を用いて、格関係を決定していくことになる。そのような情報のなかで、助詞の情報(場合によっては、助詞が用いられていないという情報)は最も取扱いやすい情報であるが、助詞の情報とその係る用言の性質とだけでは、この修飾句が用言に対してどのような情報を担っているかを判定するには十分ではない。 本稿では、まず助詞「から」が持つ情報を分類する。次に各分類の判定基準について述べる。なお、データとしては、1985年11月2日から1988年3月8日までの朝日新聞に現われた経済活動に関する459の新間記事に含まれていた416の「から」を用いている。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第38回 (人工知能及び認知科学), 279-280, 1989-03-15
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097159355008
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- NII論文ID
- 110002873883
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00116326/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles