AIP-LISP : (1)レジスタ・アロケータ

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  • Register Allocator of AIP-LISP

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抄録

RISC風アーキテクチャを持つAIPをターゲットとする、Common Lispに準拠したLispコンパイラを開発した。その中のレジスタ・アロケータ(以下RAと称する)は、コンパイルド・プログラムの実行スピードを最重要視して、1.中間コードの詳細なtree-traceによる、変数が"生きている範囲"(以下有効範囲という)の正確な計算、2.レジスタ割り付けへの優先順位の決定を行った上で、レジスタ・アロケーションを実行する。多くの解析を必要とする本RAを作成する上で、生産性の高いLispを用いたことは、開発工期の短縮、デバッグ、メンテナンスの容易性など、メリットが大きかった。

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