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抄録
これまでATRでは、日英音声言語翻訳実験システムを中心に研究開発を進めてきたが、海外の研究機関との共同による、3ケ国間の双方向音声翻訳通信プロジェクト(CSTAR)の発足に伴い、ドイツ語翻訳への拡張を実施することとなった。日独版の作成に際しては、日英版への使用を前提とした翻訳処理システムが、目標言語の違いに対して柔軟に適応可能であることを実現に検証することも、一つの目的として開発を行なった。その結果、現在までの比較的短期間に所期の目標を十分達成したので、以下では日英版と適宜比較しながら、この日独システムの現状を報告し、今後の展望と課題を述べる。