リアルタイム・ネットワークのためのニューラル・スケジューラ  [in Japanese] Neural scheduler for real-time networks  [in Japanese]

Abstract

マルチメディア・ネットワークでは、画像,音声,テキスト等,多種のメッセージが共通の通信チャネルを使って転送される。そのため、共有資源である通信チャネルへのアクセス競合がメッセージ間で生じ、各メッセージの転送は互いに影響を及ぼしあう。つまり、各メッセージの転送時間はメッセージ相互の関係によって決まる。本稿では、メッセージの転送時間を、転送要求が発生してから転送が完了するまでの時間とする。音声や画像等では、そのメディアの性質から、メッセージの転送時間に厳しい制約が要求される。このようにメッセージの転送時間に制約があるネットワークを、ここではリアルタイム・ネットワークと呼ぶ。ネットワークの物理的な通信チャネルは複数、すなわち、マルチチャネルを対象とする。リアルタイム・ネットワークにおける転送時間に関して以下の二つの問題が考えられる。(1)各メッセージの転送時間が制約を満足するかどうかを調べる。(2)各メッセージの転送時間が制約を満足するように、メッセージをチャネルに割当てるスケジューリング問題。前者は解析的に考えられ、後者は合成的に考えられる。本稿では後者の問題を対象とし、それを限られた時間内に解くために、ニューラル・ネットワークを用いたハードウエア・スケジューラを提案する。ここで扱うスケジューリング問題は、オペレーティング・システムにおいて、プロセスへ資源を割当てる問題と本質的には同じである。ただし、ネットワークの場合には、外部の状況が変化するため(例えば、送信したメッセージにエラーが生じ、相手に正しく到達せず、再送が必要になる)、それに対応して動的なスケジューリングが要求される。

Journal

全国大会講演論文集   [List of Volumes]

全国大会講演論文集 第37回昭和63年後期(1), 127-128, 1988-09-12  [Table of Contents]

Information Processing Society of Japan (IPSJ)

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Codes

  • NII Article ID (NAID) :
    110002894897
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID) :
    AN00349328
  • Text Lang :
    JPN
  • Databases :
    NII-ELS