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Abstract
半導体メモリの大容量化、低価格化に伴い、計算機システムの入出力系、特に、入出力制御装置内に半導体メモリより構成されるバッファを組み込むことにより、コスト・パフォーマンスの向上を実現するアーキテクチャの開発が行われている。以上のようなアーキテクチャにおいて、入出力装置を複数の制御装置に接続する場合、1台の入出力装置のデータが複数の制御装置のバッファに分散することをさけるため、それぞれの入出力装置の制御権を1台の制御装置に与え、入出力装置と制御装置間のデータ転送は制御権下にある制御装置とのみ実行する方式をとることがある。この時、ある制御装置の制御権下にある入出力装置のみに負荷が偏った場合、適切な入出力装置を選択して、制御権の移行を行うことにより、制御装置間の入出力負荷を均衡させる必要が生ずる。制御権を移行する入出力装置の選択方式としては、制御権移行後の負荷状況を解析モデル等により予測計算し、この結果最も負荷が均衡するという結果が得られた装置を移行対象として、選択するのが妥当であると考えられる。通常、この計算は、入出力処理の稼働中に実行するため、極めて高い高速性が要求される。さらに、この選択処理は制御装置内で実行するため、制御装置内で収集可能なデータで予測計算を実行しなければならない。本講演では、制御装置内で収集可能なデータにより、制御権を移行する入出力装置の選択を高速に実行可能とする漸近近似手法について述べる。ただし、本講演では、簡単のため、チャネルと入出力装置のデータ転送速度が等しい構成を取扱いの対象とする。
Journal
- 全国大会講演論文集 [List of Volumes]
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全国大会講演論文集 第37回昭和63年後期(1), 198-199, 1988-09-12 [Table of Contents]
Information Processing Society of Japan (IPSJ)