Read/Search this Article
Abstract
フォールト・トレラント技術において、二重化ボリューム方式は欠かすことができない機能である。データ保全のために、磁気ディスクのハードウェア・コストが2倍かかる事を厭わないユーザが少なくない。二重化ボリュームは、情報処理システムの信頼性向上を狙った技術であるが、オンライン・システムに適用する場合は、その性能についても考慮する必要がある。二重化ボリュームのI/Oレスポンス特性については、一般に以下のようになる。(1)WRITEイベントは2台のボリュームに対し発行し、完了同期を取らなければならないため、2台のボリュームの遅い方に合せられる。このため、レスポンス時間は、シングル構成に比べ多少悪化する。(2)READイベントはどちらか有利な側のボリュームに対してのみアクセスすればよいため、工夫次第でレスポンス時間の向上が可能である。そこで本稿では、後者のREADイベントの最適スケジューリング方式に関して新しい方式を提案し、従来方式との比較考察を行う。なお、以下では二重化ボリュームを構成するペアとなる2台のボリュームを物理ボリュームと呼び、物理ボリューム2台1組で利用者に見せる概念的なボリュームを論理ボリュームと呼ぶ。
Journal
- 全国大会講演論文集 [List of Volumes]
-
全国大会講演論文集 第37回昭和63年後期(1), 236-237, 1988-09-12 [Table of Contents]
Information Processing Society of Japan (IPSJ)