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Abstract
コンピュータネットワークの普及に伴い、ソフトウェアやハードウェアなどの計算機資源に対する利用者のアクセスは、TSSなどの場合に比べて遥かに複雑さを増している。TSSの場合には、計算機資源は、すべて1つのホスト計算機上で管理され、利用者は計算機資源の名前さえ覚えていればアクセスできるような環境であった。しかし、ネットワークを基本とした分散環境では、計算機資源の存在している場所は、複数の計算機システムに分散し、計算機資源の名前以外に資源の実体が管理されているホスト計算機名を知らなければ利用できない。また、機能的に同じような計算機資源が複数の場所に存在し、利用者は何が同じで何が違っているかを意識しなければ、これらの計算機資源を利用できなくなってきている。特に異機種間接続をしている場合などは、システムのアーキテクチャの違いによってオブジェクトを実行できるホスト計算機が制限されるなどの資源を取り巻く環境の違いを意識しなければならなくなってきている。本論文では、まず分散環境での資源管理における重要な概念である意味の透過性を提唱する。次に意味の透過性を提供した資源管理システムの構築方法について述べる。
Journal
- 全国大会講演論文集 [List of Volumes]
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全国大会講演論文集 第37回昭和63年後期(1), 472-473, 1988-09-12 [Table of Contents]
Information Processing Society of Japan (IPSJ)