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Abstract
データフロー解析の理論は,1970年頃から多くの研究者により研究が成され,それを解く最適なアルゴリズムもいろいろと提唱されている。しかし,これらのアルゴリズムを実際のプログラム言語に適用し解析を行うことを考えると,計算時間がかかりすぎると予想される。これは,これらのほとんどのアルゴリズムは,1変数を対象にしたもので複数変数については,何もふれていない。それ以前に,身の周りに利用できるシステムがないことに気づく。そこで,今回プログラム言語Pascalを対象とした複数変数の解析を行うデータフロー解析システムを作成することにした。このシステムの目的は,プログラムのある点における生きている変数の集合を求めることである。生きている変数とは,プログラム内のある点の変数が,値を再定義もしくは変更されることなしに参照される,変数のことである。利用する原理,アルゴリズムはBabichらのattribute法を用い,Pascalの複数変数が同時に解析出来るように拡張を行った。本稿では,データフロー解析システムの設計について解説し,そのシステムの応用法について述べる。
Journal
- 全国大会講演論文集 [List of Volumes]
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全国大会講演論文集 第37回昭和63年後期(1), 644-645, 1988-09-12 [Table of Contents]
Information Processing Society of Japan (IPSJ)