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Abstract
女性の内性器は出生から思春期までの期間は休眠期にあたり, 異常が存在しても臨床的な症状を示すことはきわめてまれである。思春期になって卵巣機能が活動を開始すると卵巣ホルモンの標的臓器である子宮からの月経血の排出障害などによって膣・子宮などの内性器の異常が発見される。また, 思春期を過ぎても月経が発来しないことによって子宮の欠損が診断される。このように内性器の異常は, 思春期から20歳くらいまでの性に対して多感な時期に発見され, 性器にかかわる治療をしなければならない点で取り扱いには苦慮することが多い。そもそもヒトの性腺は性染色体の構成がXXであろうとXYであろうとも, 卵巣にでも精巣にでも分化しうる潜在能力を有している。女性性器の原基であるMuller管と男性性器の原基であるWolff管は両性共に具有しており, 解剖学的にも内分泌学的にも完成された性へと分化するためには, 表1に示すような3段階のステップが必要となる。
Journal
- Maternal health [List of Volumes]
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Maternal health 46(2), 学3-学9, 2005-07 [Table of Contents]
Japan Society of Maternal Health