湿性草原への火入れが絶滅危ぐ種オオセッカ（Ｍｅｇａｌｕｒｕｓ　ｐｒｙｅｒｉ）の分布に及ぼす影響

• 杉浦 俊弘

  北里大学獣医畜産学部

• 飯田 健蔵

  北里大学獣医畜産学部

• 樺沢 豪

  北里大学獣医畜産学部

• 黒岩 愛

  北里大学獣医畜産学部

• 小林 裕志

  北里大学獣医畜産学部

• 馬場 光久

  北里大学獣医畜産学部

書誌事項

タイトル別名

• Influences of the burning on distribution of an endangered species, <I>Megalurus pryeri</I> at wet grassland

抄録

ビオトープが計画されている仏沼干拓地では，4月上旬の火入れ直後から絶滅危惧種であるオオセッカが渡来し，9月上旬ころまで繁殖活動を行っている。オオセッカのオス個体の湿性草原内での分布を4月から9月まで継続的に調べたところ，渡来当初はヨシが焼け残ったところを中心に分布していたが，焼けたところでヨシが再生するのに伴って分布域が拡散していくことを確認した。

収録刊行物

• 日本緑化工学会誌

  日本緑化工学会誌 29 (1), 255-256, 2003

  日本緑化工学会

キーワード

• 湿性草原
• 絶滅危惧種
• 火入れ
• ビオトープ

詳細情報

• CRID: 1390282680061480960
• NII論文ID: 110002912213
• NII書誌ID: AN10130633
• DOI: 10.7211/jjsrt.29.255
• ISSN: 18843670
• ISSN: 09167439
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可