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- 石田 仁
- 富山県林業技術センター林業試験場
書誌事項
- タイトル別名
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- Planting <I>Fagus crenata</I> seedlings at the deforestation spots along Tateyama Alpine Route and its results
- タテヤマ アルペンルート エンセン ニ オケル ブナ ノ ショクサイ ト ジゴ ケイカ
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抄録
立山アルペンルート沿線にはスギ, ブナ群落の森林が発達しているが,一部のブナ大径木が枯死しその樹冠下ではササ類などが繁茂している。このような森林衰退箇所の森林更新を促進する目的で現地産のブナ苗の植栽を行った。森林衰退箇所の林床植生は,クマイザサが密生するタイプと,チシマザサが密生するタイプが認められた。群落高は,前者が約1 m,後者が約2 m であり,群落内部の相対光量は両者ともにおおむね5% 以下であった。ブナの植栽苗が相対光量30-40% を確保できるように,最小限度の林床植生の刈払いを行い植栽を実施した。植栽後7-3 年で,全植栽箇所の苗木の活着率は9 割を超え,多くの苗がササの高さ以上に生育した。
収録刊行物
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- 日本緑化工学会誌
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日本緑化工学会誌 29 (4), 503-506, 2004
日本緑化工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205085357440
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- NII論文ID
- 110002912252
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- NII書誌ID
- AN10130633
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- ISSN
- 18843670
- 09167439
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- NDL書誌ID
- 6980576
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可