協調問題解決タスクの対話収集と発話の機能の分析
書誌事項
- タイトル別名
-
- Collection of Cooperative Problem Solving Dialogue and Analysis on Functions of Their Utterances
この論文をさがす
抄録
現段階で実現されている音声対話システムの多くは,タスク遂行上必要となる情報があらかじめ決まっているような簡単な課題に限られている.利用者は,システムに質問したり,質問に答えたりしてタスク遂行上必要な情報を伝える.しかし,私たちの実際の会話の中で観察される発話形態の中には,単にタスク遂行上必要な情報のやりとりだけでなく,対話自体をスムーズに進めるための様々な情報が含まれている.対話システムにおいて,自然で柔軟な発話を生成できるような発話生成機構を構築するためには,人が対話の状況の中で,どのような要因によって発話形態を使い分けているのかを明らかにする必要がある.本稿では,種類の異なる3つの対話データの例を示し,対話データの収集の方法と,データの分析方法について議論する.
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告. SLP, 音声言語情報処理
-
情報処理学会研究報告. SLP, 音声言語情報処理 8 13-18, 1995-10-20
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1573105977027652992
-
- NII論文ID
- 110002917000
-
- NII書誌ID
- AN10442647
-
- ISSN
- 09196072
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles