部分木を単位とする構文規則と前終端記号のバイグラムを利用した連続音声認識

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タイトル別名
  • Continuous Speech Recognition Using a Grammar Based on Subtrees and Preterminal Bigrams

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抄録

音声翻訳ないし音声対話システムの構築を目指して,自然で自発的な発話を対象とする連続音声認識の研究を進めている.領域(domain)や課題(task)に対する移植容易性(portability)をよくしたい.そのための1つのアプローチとして,構文規則に基づき部分木系列をスコア付きの仮説として出力する音声パーザ(speech parser)の検討を行なっている.まずポーズ情報に着目し,ポーズ情報で区切られた区間を部分木で表現するような文法を設計・試作した.それを利用して,会話文を対象に連続音声認識実験を行なったので,その概要を報告する.さらに,preterminal(前終端記号:統語的な観点から品詞を細分化したもので構文規則中で定義されている)のバイグラムの導入を試み,その効果を確認した.

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参考文献 (7)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573387452004356864
  • NII論文ID
    110002917013
  • NII書誌ID
    AN10442647
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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